アドラー心理学である「嫌われる勇気」を「自己受容」の観点から1項目ずつ書評しております。
今日は「若者は大人よりも前を歩いている」という項目です。
アドラー心理学の掲げる目標
行動面の目標
- 自立する事
- 社会と調和して暮らせる事
この行動を支える心理面の目標
- わたしには能力がある、という意識
- 人々はわたしの仲間である、という意識
①にある「自立すること」と「わたしには能力がある、という意識」は自己受容に関する話。
②にある「社会と調和して暮らせること」と「人々はわたしの仲間である、という意識」は、
「他者信頼」につながり、「他者貢献」につながっていく。
人生の目標は「共同体感覚」だという事です。
ただし、なかなか理解が難しいという事です。
「アドラー心理学」を本当に理解して、生き方まで変わるようになるには、
「それまで生きてた年数の半分」が必要になるといいます。
40才で学んだら、60才までかかるという事です。
そして、「若者は大人よりも前を歩いている」
この感覚は、「共同体感覚」が、わかった時に感じられる事かもしれません。
時代は常に進化します。
時代が進化するというより、新しい価値観の人が生まれてきます。
その価値観の人達が、次の時代を作っていくのです。
と言う事は、「若者は大人よりも前を歩いている」という事になります。
今はゲームばかりの子供も、
勉強がすべてインターネットでカバーできる時代が来るかもしれません。
仕事もゲームの要素を使った戦略が必要になるかもしれません。
そして、子供であっても、一人の人間として接する事が大切です。
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