フジテレビドラマ「嫌われる勇気」が、アドラー心理学会から、抗議文を入ていたようです。
確かにあの蘭子の行動や言動は、「共同体感覚」とかけ離れた演出でした。
最初に私もこの行動が「自己受容」によって「共同体感覚」を得た
本当のアドラー女子になっていくでしょう。
と述べましたが、放送継続と言う事は、そのようになるのでしょう。
確かに「ナチュラルボーンアドラー」という
生まれつきの、自由奔放な「姫気質」な人は存在します。
そのような自由奔放な存在は、エネルギッシュで、
人に色々な事を与えて行く存在に見えます。
幼少期はそのような自由奔放を突き通していけるのですが、
小学校も高学年にもなると、必ずその自由奔放さが継続できない問題が起ります。
同年代も意志が付いてきて、反発やイジメを招くからです。
すると、そこから他者の顔色を見て、自分を押し殺し、相手に合わせる行動をします。
その起った出来事が恐怖で、二度と繰り返したくないという思いになるのです。
蘭子は、そのような状態から思考で学んだ、アドラー心理学を実践をしています。
しかし、その状態はまだ自分を受け入れていないので、傲慢になります。
どこかに、恨みや、満たされない想いがある状態なのです。
これを解決し、「自己受容」が出来た時、「共同体感覚」が芽生え。
他者の幸福も視野に入ってきます。
今夜を含めてあと5~6話あるようですが、その辺を期待したいと思います。
写真 http://news.yahoo.co.jp/pickup/6231012
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