嫌われる勇気 「特別でありたい人が進む、ふたつの道 」 「自己受容」

 

アドラー心理学である「嫌われる勇気」を「自己受容」の観点から1項目ずつ書評しております。

今日は「特別でありたい人が進む、ふたつの道」という項目です。

「自己実現」を達成するにあたり、

どこか特別になりたいという方向に考えガチです。

「自己実現」2つの方向性を示しますと、

① こつこつと畑を耕し日々に感謝を注ぎ、幸せを感じている状況

② 世の中の為に自分の人生が役立ち、楽しく過ごせる事

この2に限らず、自己実現とは自分の得意分野や好きな事をして、

周囲と協調している状況を言います。

ただ、ここに「名誉」や「地位」みたいな物を望むと、

それはどこかに「欲求」が隠れていそうです。

そんな自分の欲を満たす「欲求」ではなくて、

自分のしたことに、他者が喜んでくれる喜びが

本当の「自己実現」になります。

青年には、どこか、「強くいたい」「勝ちたい」「偉大になりたい」

みたいな、欲を感じます。

そして、自分の「自己実現」の方向は、

自分の「欲」を捨てた時(諦めた時)に見えてくるのもなのです。

これが中々難しい。

「自己受容」でいう、良いも悪いもという悪い所に、

諦め(あきらかに観る)という状況を付け加えないと、中々穏やかにはいれません。


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