アドラー心理学である「嫌われる勇気」を「自己受容」の観点から1項目ずつ書評しております。
今日は「ダンスするように生きる」という項目です。
さて、ここに来てまだ青年は反発しておりますが、
いまここを生きる、ダンスするように生きる
なんのことだかわからないかもしれません。
人が生活拠点に集中し、物質が発達し、生活にレベルがあり、安定を求める。
これが基本となっている事に、優越が出てきます。
本来「生」への苦しみは食べなければいけない事です。
それを現代、日本では、その苦しみはクリアーされています。
ただし、生活にはお金が必要です。
ここにまた苦しみが出てきます。
では、生活が安定するような地位や名声が得られて収入が安定すれば満足か?
そこには競争があり、付き合いがあり、生活の基盤という固定費が必要で・・・
このラットレースのような苦しみの連続に、ゴールが中々みつかりません。
上には上がいて、自信が得られず、誰も自分の事を認めてくれない。。
そこで「ダンスするように」っていわれれも、意味が全くわかりません。
そうですよね。
余裕があればもっと好きな事、楽しい事をしてください。
追い求めている先にはゴールはありません。
追うのをやめ、今を(今までを)認める事が第一です。
すると、今日の頑張った事が見えてきますので、
そこに幸せを感じ見てください。
これが結果「自己受容」の入口と気付きます。
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