アドラー心理学である「嫌われる勇気」を「自己受容」の観点から1項目ずつ書評しております。
今日は「自己肯定でなく、自己受容」という項目です。
いよいよ出てきました、「自己受容」
具体的には「自己への執着」を「他者への関心」に切り替え、「共同体感覚」を持てるようになる事。
それには、
- 「自己受容」
- 「他者信頼」
- 「他者貢献」
が必要になるといいます。
そして、「自己受容」の説明として大切なのは、
「何が与えられているかではなく、与えられたものえをどう使うか」
という事です。「わたし」に対する見方を変え、いわば使い方を変えていく事です。
ただし、物事をスーパーポジティブに考える「自己肯定」を上げるのではなく、
「自己受容」です。
この「自己肯定」との違いは、私は「マーフィーの成功法則」が流行った頃から、疑問でした。
仮に、自分は出来る、欲しいものは思えば叶うと願った場合、
思いは(思考は)現実化する
という言葉と共に、信じられていました。
しかし、私はこれを「明確に否定します!!」
いくら思考で良い方向や結果を考えていても、
自分を受け入れている度合いが低ければ、
それは、その割合でしか、現実化しないという事です。
しかし、過激な頑張りによって、思いが手に入る場合もあります。
その場合、その後に必ず自分を受け入れている度合いの出来事が起こるのです。
自分を受け入れていないと、どんな願いが叶っても、
どんな成功体験をしても、納得のいく答えが見つからなくなってしまうのです。
これが、「自己受容」のマジックです。
「共同体感覚」とは、「自己受容」の度合いと比例します。
ここから先は、わかる人だけ理解してください。
あなたの記憶の全ては、その記憶にあるものすべてが「物質」としてなして存在している場所があります。
どこでしょうか??
良く考えてください。
今までの記憶、そして現在の空間、
それらすべてが備わている、現実的な場所が1つあります。
それはどこでしょうか??
明日までの宿題としておきます!!
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