アドラー心理学である「嫌われる勇気」を「自己受容」の観点から1項目ずつ書評しております。
今日は「個人心理学と全体性」という項目です。
第4夜に入り「全体論」が出てきました。
全体論とは、人間をこれ以上分割できない存在ととらえ、「全体としての私」という意味です。
第4夜は「世界の中心はどこにあるのか」と言った題名です。
この後「共同体感覚」に入っていくと思いますが、
この辺が、宗教チックになり、中々理解出来ない部分になります。
「個人心理学」を突き詰めて行くと、どんどん孤立していくように感じます。
考え方は、個人中心になっていく事で、ストレスは軽減しますが、
皆がそれを突き詰めて行くと、
怪我をして倒れている人にも、「それはあなたの問題」
と言って、突き放してしまいかねません。
そのような事態にならない「個人心理学」に必要な大前提が「全体論」です。
一人一人が意識を持ち、名前を取得し、住民登録をして
個人としての認識が生まれます。
この「全体論」の意味は、こうした個人の人権や自由という以前の話です。
人間を次元を上げた見方をすると、「家族」で分けられます。
さらに上げると、「居住地」、さらに上げると「日本人」
もっとあげると「男子」「女子」で分けられます。
そして更には、「人間」でくくられます。
もっと行くと、「生物」
更には、「地球」もっといくと「宇宙」
「全体論」はこんな感覚です。
「共同体感覚」というのなら「人間」でくくる次元の話という事になると思います。
自分の次元をソコに向けていかないと、話が分からなくなります。
ちなみに、「自己受容」の次元は、「地球」と一体といった感じです。
あなたの記憶にあるものは、すべてこの地球上に存在します。
自分を受け入れるという状態は、この地球全体を受け入れた事と同じ事になるのです。
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