アドラー心理学である「嫌われる勇気」を「自己受容」の観点から1項目ずつ書評しております。
今日は「ゴルディオスの結び目」を断て、という項目です。
アレクサンドロス大王の話です。
結び目を短剣で断ち切って、アジアの王になったという事ですが、
常識を打ち破れ、という話なのでしょう。
アドラー心理学には、「常識へのアンチテーゼ」という側面があるという事ですが、
人間社会で生きる為の常識を、我々は学び実行して行きます。
その、常識は社会の常識であっても、自然界の常識かといえば、
そうではありません。
結婚する事、学校へ行く事、働く事、これらは当り前にやっていく事ですが、
実は人間の作ったルールです。
争いとは、お互いが主張した時に起ります。
互いが受け入れの状態では、争いは起きません。
青年は、「課題の分離」をする事は、相手の好意を踏みにじる行為と言っており、
ここで哲人は青年に、それは「見返りに縛られた」考え方と主張します。
ここに、「縛られた」という文字があります。
「自己受容」が出来ていないと、誰かに求める事になりますので、
その状態ですと、自分と他人を切り分ける事が、難しくなってしまいます。
すると、気を使ったり、求めたりという事が起りますので、
「見返りに縛られた」という言い方になります。
本日「自己受容実践トレーニング」6ヶ月コースの1回目でした。
議題は、自己概念である「色眼鏡」についてでした。
授業が始まる前に、受講者のお話を2時間聴きました。
受講者に溜まっている感情や、問題があり、
それがあった状態では、講義があっても身に入って行かないからです。
2時間、主に親子の問題を、カウンセラーを含めて話ましたが、
中々、親の課題と、子供の課題と切り離すのは、
難しい事でした。
「自己受容実践トレーニング」6ヶ月コースでは、このような問題も必ず解決します。
カウンセラーは、問題を解決に導けなければ、カウンセラーではありません。
「自己受容」の出来たカウンセラーが、他者を導きます。
実践が力となり、勇気を渡す事ができるようになるのです。
ドラマを見られて、私もアドラー女子になりたい!!
っと思った方は、こちらのサイトに訪問してください。
実際そのような人にあってみたいという方は、
2月12日の中野サンプラザ「こころの仕組み体験セミナー」
以下より内容をご確認ください。色々な「こころの仕組み体験」が体験できるセミナーです。
投稿が見つかりません。
コメント