嫌われる勇気では、トラウマは存在しないと言います。
目的論には、トラウマなんて存在しないと言っているのです。
確かに、トラウマとは過去の出来事ですら、
先に向かう目的論に、有るはずもないし、有る意味がない
そして、わたしもトラウマは存在しないと思えます。
ただし、これは「自己受容」の出来た状態です。
「自己受容」では、過去の感情も受け入れる事が出来ます。
トラウマで影響を受けるのは、感情です。
過去のネガティブな感情が無ければ、トラウマはないと同じ事になります。
しかし、実際「トラウマ」は存在します。
トラウマによって引き起こされる出来事も当然あります。
一般的なカウンセラーや精神科医は、過去の原因にして、
ただ慰めるだけで終わってしまうと書いてありますが、
それでは、解決に辿りつきませんね。
今起っている現実が、過去のトラウマによる出来事なら、
一度そこの原因を見に行く必要があります。
そして、そこが原因である事が明らかになったのなら、
しっかり向き合って、受け入れる必要があります。
ここで初めて「トラウマ」は解消されるのです。
ここに至るまでの過程や条件を示してみます。
- 本人がトラウマの解消もしくは自分を変えたいと決心する事が第一条件です。
- そこに対して全力で向き合う勇気が必要です。
- 誰かに依存するのでは解決できません、あくまで自分が向き合うのです。
- 中途半端で向き合うとカウンセラーが非難対象になる可能性があります。
- 多方面から観る客観性が必要になります。
- しっかりと時間を掛けて対処します。
- 試される出来事を乗り越えてください。
- 周囲の変化を気にしないで、前向きに捉えてください。
- 出来ない自分ではなく、現時点の出来ている所を見てください。
まだありそうですが、この辺りが大切かと思います。
実際トラウマは存在します。
解消されたり、見方を変え理屈的に述べると「トラウマは存在しない」と言えるでしょう。
ちょっと表現がプロモーション的で「ズルイ」ですよね。
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