アドラー心理学である「嫌われる勇気」を「自己受容」の観点から1項目ずつ書評しております。
今日は「自分には価値があると思えるために」という項目です。
「一番大切なのは、他者を評価しない」という事なのです。
協会でカウンセラーの心得の①として「比較」「判断」「評価」しない
という項目があります。
人とのコミュニケーションおいて、無意識というものが90%の割合で
相手に伝わると言います。
ですから、相談者に対して無意識であっても、
相手の弱い所や、ダメな所を見てしまうと、
先制攻撃をしてしまったようになり、
相手との間に壁を作ってしまう事になります。
「横の関係」とは「評価」しない事をいい、
決して「褒める事」はしないのです。
そして、「人は自分には価値があると思えた時にだけ、勇気を持てる」と言います。
そして、いったいどうすれば「自分にはかちがある」と思えるか?
「私は共同体にとって有益なのだ」と思えた時こそ、自らの価値を実感できると記してあります。
なかなか難しい解釈ですね。
誰かの役にたっている、それゆえ、わたしは生きる価値がある。
まさに、「自己受容」が完成されて初めて認識される境地です。
哲学や心理学は学問です。
これは、いくら考え方など思考でわかろうとしても、
理解するには、難しいと思います。
「自己受容」が出来ていないと、人は自分の存在の価値を他に求めています。
そのような状態で、他者に貢献し生きる価値がある・・・
とは、到底思えません。
「自己受容」が出来た時、初めて生きる価値が見えてきますし、
その幸せを他者の為に役立てようと考えられるのです。
「嫌われる勇気」ドラマを見られて、私もアドラー女子になりたい!!
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