嫌われる勇気 「課題の分離」 「自己受容」

 

アドラー心理学である「嫌われる勇気」を「自己受容」の観点から1項目ずつ書評しております。

今日は「課題の分離」という項目です。

ここは大変重要な項目です。

課題の分離とは、自分の問題か他人の問題か?を切り分けるということです。

怒っている人は、相手の行動や言動に自分の感情が反応して怒っています。

それは相手の問題ですから、落ち込む必要はありません。

自分の感情に反応していない人は、理路整然と語ります。

当然そっちの方が、良い話を聞いたと感じてくれます。

誰かを助けたい、誰かにやってあげたい

という気持ちは、

自分の欲求です。

なにかをやってあげて、「ありがとう」も言わないと相手を攻めるなら

その行為は、自分の欲求です。

その行為が当り前いなっても、相手が喜ぶ事が自分の幸せと感じられるなら、

それは、本物の奉仕のこころです。

やってあげたい、教えてあげたい、助けてあげたいというその裏側は、

その人の欲求なのです。

相手にしてあげたいと思う気持ちは、自分の問題ですので、

そこは課題の分離、自分と相手を切り分けてください。

決して、歯が痛いと叫ばれても、

歯医者に行って・・・

なんて事を言わなくて良いのです。

相手は、歯医者が休みで、苦るしんでいるかもしれませんし、

猛烈な歯医者嫌いかもしれません。

歯がいたいのね。。

それだけで十分です。


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