アドラー心理学である「嫌われる勇気」を「自己受容」の観点から1項目ずつ書評しております。
今日は、「 直面する「人生のタスク」をどう乗り越えるか」についてです。
人生のタスク「課題」というキーワードが出てきました。
このタスクには目標が、行動面に2つ、心理面に2つあります。
行動
- 自立すること
- 社会と調和してくらせること
心理
- 私には能力がある、という意識
- 人々は私の仲間である、という意識
この人生のタスクの対人関係
- 仕事のタスク
- 交友のタスク
- 愛のタスク
一人の個人が、社会的な存在として生きて行こうとするとき、「直面せざるをえない」対人関係、それが「人生のタスク」
個人心理学という割には、結構「社会的」な事が出てきました。
「自己受容」においては、社会的な価値観といいますか、
社会的な概念が入りますと、非常に複雑になり、誰もが「自己受容」可能と言えなくなってしまいます。
社会的な価値観もいわば、個人の概念であり、
ここに「社会的」にという価値観で評価されてしまうと、非常に苦しくなります。
とにかくまず、「自分」なのです。
人間関係にしても、社会で働く事にしても、まず、自分が自分を認められないと、
何をやってもうまくいきません。
病気で働けない人も、学校へ行けない人も、
自分で自分が認められれば、今の現状を受け入れられ、
1歩が進む状態を自ら歩んで行けます。
「自己受容」では、
人間関係が面倒臭かったら、どんどん人と離れれば良いし、
仕事をしたくなかったら、辞めたら良いし、
旦那がいらないなら、離婚したら良いし、
これを実行しないと、いくら、社会で地位があっても、稼げても、
必ずストレスで悩みます。
どんな状態であっても、そこで「自己受容」が出来れば、
今の自分を受け入れられ、そこから先に向かう思考が生まれるのです。
2月12日の中野サンプラザ「こころの仕組み体験セミナー」が開催されます。
以下より内容をご確認ください。色々な「こころの仕組み体験」が体験できるセミナーです。
投稿が見つかりません。
コメント