ホラクラシー組織と自己受容

 

「ホラクラシー組織」とは、企業の新しい組織体系といいます。

簡単に言いますと、トップダウン式の組織に対して、

分散された組織に権限を与えるという仕組みです。

「サーバント・リーダーシップ」にも似ており、

ホラクラシー組織のリーダーが「サーバント・リーダーシップ」を実践していると、

全てうまく噛み合います。

どこから説明して良いのか、迷いますが、

時代の流れから説明いたしますと、

 

戦時中、軍隊という絶対服従という制度というか風習がありました。

そして、戦後、敗戦復興という時代を迎え、

トップに立つリーダーと共に、高度成長期に入りました。

この仕組みを作った世代は「焼け跡世代」です。

終身雇用制や、年金制度、医療制度など暮らしやすさと安心を作ったと思います。

この世代の人は、思った通りに制度を全うし利用しました。

そこに乗って、生計を立てたのが、「団塊の世代」です。

この時代は、トップダウンで働いても、それだけ富が得られましたので、

それを当り前として、働きました。

 

現在の50後半ばが、「しらけ世代」です。

この名の由来が、私には良くわかりませんが、確かにしらけた世の中を任されております。

育った時代も教育改革など、しらけた事が起ったのでしょう。

 

 

そして、私の生まれた世代ですが、「バブル世代」です。

以前は「新人類」と言われておりましたが、

「バブル世代」と言っても、私の年は就職した頃は、後退してましたが。

この世代の人は、団塊の世代とあまり相性が良くありません。

団塊の世代は、人が多く、自分を主張して行かないと、

生き残れないという風潮だったと言います。

ですから、なにかと自分中心な人が多いと思います。

それに対して、「バブル世代」は、周囲との協調が目に入っております。

 

わがままな上司に、不満を覚えます。

 

そして、気の毒なのが、「氷河期世代」です。

就職難や、フリーター、派遣などという不安な世代です。

この辺りの年代から、パソコンやゲームも子供の時代からあり、

レジャーやドライブ、など外に出る事以外の楽しみが出てきました。

不安なので、安定を望みます。

 

今の社会には、適応しておりますが、うつ病がまん延したり、社員制度を嫌ったりと、

未来に対しての望みが持てません。

 

現在の会社は、どこかリーダーシップが取れてなく、責任の所在がハッキリしない、

オリンピックの問題も、築地移転の問題も、責任者がいないのです。

この社会にだれも責任が持てない時代と言えるのではないのでしょうか??

 

ここで、新しい価値観の持ち主「さとり世代」が社会に出てきます。

この「さとり世代」の価値観は、どちらかと言うと、個人主義です。

個人主義と言っても、団塊世代の自己中心的とは違って、

周囲との協調は重要視をします。

 

そして、自分の利益となるものには、投資や勉強をしますが、

興味のないものには、時間を割きません。

そして、何よりお金で買える高級なものや高価なものより、

お金で買えない自分らしい価値のある物を好みます。

 

そして、自分らしく、共感するものには、協調性もあります。

「ホラクラシー組織」は、まさにこの価値観の組織体です。

そして、この価値観を支える役が、「サーバント・リーダーシップ」です。

それにはまず、リーダーが各個人を認める事、受け入れる事

これが第一条件です。

その輪の元で、同じ興味で協調性のあるグループが、組織化して、

目的、目標を達成します。

リーダーは、その方向性や支援をして、チームをリードします。

リーダーと言えども、組織の根となり、支える存在となります。

決して引っ張ていくのではありません。

そんな人格の持ち主がいないと、「ホラクラシー組織」は

成り立たないと思います。

 

そんなリーダーの人格形成には、「自己受容」が必須です。

今後企業向けに、

「ホラクラシー組織」や「サーバント・リーダーシップ」の

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