「自己肯定」ではなく「自己受容」

 

嫌われる勇気の中にある、結論ともいえる一説ですが、

本文にある100点と60点の話ですが、

自己受容は、60点の自分を「ありのまま受け入れる」と言っております。

自己肯定は、60点の自分に、本当は100点なのに「今回はたまたま運が悪かった」と言っていますが、

私の自己肯定の見解は、ちょっと違うかな・・・

まぁ、でもこの解釈でやって行くと、

出来ている自分が認められなくなります。

表で示しますと、

ganbaru

達成感を感じて、そこに自分を律しますと、

達成感を感じられない自分が、認められなくなります。

普通に出来ている事が当り前になってしまうのです。

これでは、「自己受容」は難しくなります。

「自己受容」をするには、出来た事1つ1つ認めていく事で、

自分が認められるようになります。

arinamama

出来た自分を認めた場合、左の下向きの矢印のように、

今までの自分を認める事が重要なのです。

いつも100点の自分を見ていると、そこに辿り着かない自分はダメになってしまいます。

ですから、今日の出来た当り前の事を一つ一つ認めていく事が重要なのです。

仕事の出来る人に限って当り前な事が認められずに、

さらに頑張ってしまいます。

するとそれは、本当の自分ではないので、自分の事が好きではなくなってしまうのです。

これが、認められない自分を作ってしまう原因です。

ですから、今までの自分を認める事=「自己受容」が必要なのです。


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