オリジナルワークの後は、
お昼ご飯となりました。
無理を言って、ペンションオーナーに、お昼ご飯の提供をお願いした所、
なんと、カレーを作って下さいました!!
カレーって自然に笑顔が溢れますよね・・・
最後の坐禅は、再度「参禅」です。
順に、別室に歩み、和尚さんと向き合います。
おさらいをしますと、
一人の僧が趙州和尚に問うた。
「狗子に還って仏性有りや無しや」(犬にも仏性があるでしょうか?)
趙州和尚は答えた。
「無」
趙州和尚は「無」と答えた、
この「無」とは、どういう意味かという問いです。
皆様答えは出ましたか??
色々理屈を述べていそうです。
理屈を語りだすと門前払いになります。
この理屈を取るという所が、坐禅の大切な所になるのです。
最終2回の坐禅を終え
16時、この合宿が終了となりました。
振り返ってみれば、坐禅未体験の方が殆どの中、
2日間で25分間の坐禅を9回こなしました。
大人になってから、黙って座っているという時間がどれだけあったでしょう?
「自分と向き合う時間」これが坐禅です。
今回長年修行をされた金嶽和尚に、
この合宿の師をしていただいた事は、大変感謝いたします。
金嶽和尚から出る話に、否定の言葉は一切ありません。
まず、受け入れから入っていただき、
優しさが溢れておりました。
第2回の「合宿」もすでに計画しております。
次回は桜の咲く時期に、開催したいと思います。
帰り道、日は落ちておりましたが、
山中湖を鏡とする、「逆さ富士」が見れると言われていたポイントに行ってみると、
見事な「逆さ富士」が見れました。
この2日間、晴天に恵まれ、
富士山に恵まれ、
本当に良い「合宿」でした。
帰り道「ほうとう」をいただき、
東京に戻りました。
しかし、
まさかの渋滞
紅葉シーズンのピークだったのでしょうね。
下道を使い、約3時間で到着。
お疲れ様でした。
明日は、金嶽和尚のご紹介をして、全10回のレポートを終わりにいたします。
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