免疫と聞くと、どのようなイメージが沸きますか?
悪いものを退治したり、予防接種などの耐性を作る事などとイメージすると思います。
「日本免疫カウンセリング協会」に、この「免疫」が入っている訳ですが、
この免疫力の力は、心理的な作用でコントロールも可能です。
体の代謝の仕組みとは、免疫細胞の中でも、リンパ球という細胞が活発化した時に、まさに修復する働きが起ります。
活発化した時というように、ある条件があります。
それは、体が「リラックス状態」の時に、リンパ球が活発化するのです。
逆に緊張状態の時は、顆粒球という細胞が活発化して、やはり体内に入り込む菌を退治するのです。
が、しかし、この緊張状態と、リラックス状態のバランスが重要なのです。
ストレス社会と言われた今日、緊張状態が多くを占めております。
すると、顆粒球は細胞内に細菌などを取り込み、蛋白質を破壊する酵素で細菌を破壊し消化ます。
緊張状態が続き、この顆粒球の働きが活発化しますと、過剰な酵素が自分の細胞壁を壊してしまうという事をおこします。
長年この状態を続ける事で、「ガン」や「病気」という状態を作るのです。
リンパ球は、この細胞壁の修復などの代謝の役割を果たします。
寝ている時は、このような修復の作業をしているのです。
ですから、休む事や寝る事は重要な健康維持の作業となるのです。
ストレスを抱えると言う事は、この免疫システムが「こころ」と結びつきます。
「こころ」が安定しますと、この免疫のバランスがとれ、健康になります。
生活習慣病とは、このバランスが取れなくなった時の病気の事なのです。
以前は「成人病」と言っておりました。
ストレスを抱える現代では、このバランスが損なわれると、子供であっても同じ病気になりかねません。
ですから生活習慣病となった訳です。
この「免疫」を安定化させるのが、「こころ」を安定させる「自己受容」です。
「自己受容」ができる事によって、ストレスが軽減し、安定します。
実際、「自己受容の実践トレーニング」をしていくと、健康になったという話がよくあります。
ですから、
「こころの免疫力」=「自己受容」となるのです。
生活習慣病の予防にも ↓
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