叡智(えいち)と読みます。
武士道の中の一つです。
武士において教育という点で、最も重要視されたのが、「品格」の形成であったといいます。
それに対して、知恵や知識、雄弁などは、あまり重視されておりませんでした。
知識、知恵ではなく、「叡智」なのです。
「叡智」とは、深く物事の道理に通じる才知、哲学で、物事の真実在の理性的、悟性的認識。また、それを獲得しうる力。
と、さらに難しい言葉になって、辞書に載っておりますが、
要するに、深い道理というか真理というか、
物事の本質を見極めると言った事になるようです。
知識とは、学ぶ事で得られるものです。
勉強して、記憶する事で、その知識を発揮します。
では、経済の勉強をしたから、経営が出来るでしょうか?
経理の資格をとったら、会社の経理が出来るのでしょうか?
カウンセラーの資格も同じです。
いくら心理学を学んでも、十人十色の、「人のこころ」なんて絶対理解できないのです。
ですから、経験が必要であり、その本質を見極める力が必要なのです。
また、儒教や、仏教など、その真理の根源は、武士が勇気を養うのに
必要な場合に限って、必要としたようです。
このような「叡智」という境地は、
「カウンセラー」にとっても必要な事ですね。
叡智を養う為に、自己の概念を外して大きな枠から物事を観察できる力が必要なのです。
これも「自己受容」の境地となります。
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