人を見捨てられなかったり、
相手の感情を受けてしまったり、
その切り分けが難しいという話を良く聞きます。
やけに、メールや電話が頻繁に来たり、
死にたいなんて話になると、さらに心配になります。
ただ、その奥には「してあげたい」という感情や、
「見捨てられない」という思いがあると思います。
この感情が反応することが、放置できない理由になります。
当然、相手に「喜ばれたい」という思いや、
「ありがとう」と言われたいという気持ちもあるかもしれませんが、
これらは、すべて相手にしているようで、
自分の欲求を満たす方向に事が進んでおります。
ですから、満たされなかった時に、不満に思ったり、
放置して、あとで自分が後悔しないようにという防御反応も働きます。
この自分の「欲求」と、相手の「依存」が反応します。
するとこの関係は、なかなか崩れなくなってしまいますので、
長く続いてしまいます。
喧嘩ばかりなのに、離婚しない夫婦関係も同じ仕組みとなります。
この現象も、「自己受容」で解決します。
なぜなら欲求が解消されますから、「してあげたい」という感情がなくなります。
すると結構淡泊になりますが、問題は起こりません。
依存したい人も、自分が、満たされる事によって解消します。
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