自分がわからない、という人が多くおります。
自分がわからないと、どのような行動になるかと言えば、
「自分の事をわかってもらいたい」という行動になります。
「自分の事をわかってもらいたい」という行動は、相手に求める事となりますので、
四方八方尽くすか、自己主張して、わかってもらおうとします。
この、わかってもらおうとする相手は、恋人や夫婦間や会社の同僚や上司
その方法は、相手に従うか、自分に従わせるかになります。
相手に従う場合
相手に従うと自分が我慢して、相手に尽くしてしまいます。
すると、自分の意志が出せなくなり、息が詰まってきます。
時にはパワハラやDVのような振る舞いにも耐え、頑張り続けます。
期待してもらいたいので、嫌われる事や、ダメだと思われる事にならないように
振る舞います。するとやはり頑張り続ける事となります。
断るべき事も、おかしいと思う事も、我慢をするとやはり息が詰まります。
自己主張の場合は
自分の思う事、考える事を、他者に押し付けます。
感情が溜まっている為に、感情のまま振る舞います。
言う事を聞いてくれる人には、時に厳しく、時にやさしく
反発する人には、目の敵にして振る舞います。
時に、パワハラやDVのような振る舞いになる事もあります。
しかし、皆がわかってくれる訳ではなく、悲しみに囚われます。
わかってもらえないという感情にイライラします。
これらの振る舞いは、「わかってもらいたい」という振る舞いとなる為
本当の自分ではなくなります。
自分の事をわかってもらおうとすると、自分の事がわからなくなります。
何故なら、相手に合わせるから、又は求めるからです。
自分本位の行動や、言動ができる事が、自分ですから、
相手に求める時点で、自分がわからなくなるのです。
問題は、なぜ「わかってもらいたい」という思いになってしまうのかですね。
自分をしっかり受け入れる事で、この問題は解決します。
ここでも「自己受容」が大切です。
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