研究会の顧問をご紹介していきます。
町田先生とお呼びしておりますが、経歴がスゴイ方です。
14歳で出家、臨済宗大徳寺にて20年間修行。
34歳で寺を離れ渡米。ハーバード大学神学部にて神学修士号、
ペンシルバニア大学東洋学部にて博士号取得。2019年65歳で比叡山延暦寺にて修行、天台宗「大阿闍梨」となる。
国内外の多数の大学にて助教授、準教授、教授、客員教授、特任教授歴任。
現在は広島大学名誉教授、御殿場高原「ありがとう寺」(無宗派)住職。
専門は、比較宗教学、比較文明学。
経歴
1990 – 1998プリンストン大学東洋学部助教授
1998 – 2000国立シンガポール大学日本研究学科准教授
2001 – 2006東京外国語大学教授
2007 – 2016広島大学大学院総合科学研究科教授
現在:広島大学名誉教授
ほか、東京大学、名古屋大学、東京医科歯科大学、国連大学 聖心女子大学などでも教鞭をとる。
14歳で出家して20年間禅の修行をして、それからアメリカで博士号を取得されております。昨日も東京でお会いしてお話を聴きましたが、そもそも禅の修行とは、何の知識も教養もいらないという世界から、いきなり合理主義のアメリカに34歳で渡ります。
英語もままならないまま、何十冊の本を暗記したりとか、成績ギリギリで通過したりとか、涙涙の努力物語があったそうです。禅の修行と真反対の世界であったため、相当苦労されたようです。
しかも、日本に帰ってから、65歳で天台宗に再度修行に出て、現在護摩を学んで、毎日焚いておられます。
続きは明日
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