目次
原因を受け入れる「自己受容」
原因を受け入れると言われても、どのようにしたら良いのかわかりません。「自己受容」とは「良い自分もダメな自分もありのままを受け入れる」ということです。このサイト全体が「自己受容」の実践に関するサイトです。本格的に学ぶ為には実践トレーニングがおすすめです。
岡部 潤
折本先生「自己受容」を教えてください。
「自己受容」とは心理学の概念ですが、考え方も必要ですが、実践です。その実践は毎日の積み重ねが必要です。ここではそのポイントをいくつかあげて行きたいと思います。
体験談がありましたら聞いてみたいです・・・
私は、幼少期の葛藤でしたね。長女であったため色々なことを頑張っていました。それを受け入れることとは、頑張っている自分を認めたことです。「自分は結構頑張っているんだ」と気付けたことは、他者の意見からでした。他者からみた客観的な私を伝えてくれたことで勇気が持てたと思います。
私も以前はいつも周りに合わせていて、自分の事はわかってもらえないって思ってました。この原因は私は中間子であるために、どこか放置されていた寂しさと、家族間に徐々に笑顔が無くなり喧嘩ばかりで悲しかったので、家族の笑顔が見たかったのだと思います。トレーニングを受けているうちに、お母さんを始め皆、大変だったことに気付き、自分の幼少期に笑顔で過ごしている写真を見たのです。その瞬間から考え方が変わり初めて、自分のことが認められるようになったのです。
私は感情の起伏がすごかったです。電車の中でマナーの悪い人にイライラしました。その原因は自分の「完璧主義」でした。いつも高い目標を追い掛けていたために、なかなか自分の事が認められませんでした。しかし毎日出来ている自分を捻出していた結果、いつの間にかイライラが無くなり、こころが晴れてスッキリしてきたのです。体調不良もなくなり、肌も綺麗になりました。こころと体のつながりがよくわかりました。一緒に学んだ人達に話を聞いてもらえたのは、大きかったです。
ありがとうございます。やっぱり自分を認めることが大切なのですね。
過去のトラウマや劣等感はどのように受け入れるのですか?
やっぱりここは、方法ではなく実践が大切です。実践とは、自分の話をするということです。聴いてもらえる人がいることで、溜めていた感情をリリースすることができるからです。それができるとこころが軽くなりますから、違う方向から考えるようになることができるのです。
なるほど~それが実践なのですね~
サダコさん、こんどゆっくり話を聞かせてください。
あっはい、是非お願いいたします。
話を聴いてもらうということは、誰に話しても良いわけではありません。せっかく話した内容も、意見をされたり否定をされると、リリースされずに、戻ってきます。するともやもやした気持ちが続き、言わなければ良かったと思ってきてしまうのです。話をする相手は、しっかり「自己受容」を学んだカウンセラーさんがおすすめです。自分の問題を受け入れておりますので、相談者に対して変に意見を言ったり、否定することなく受け入れてもらえるのです。
サイトの「更新情報」はこちらから
「アドラー女子」心理カウンセラー
コメント