物質的な世の中が飽和状態になった今、
人の価値観が変わって行きます。
人は、「食べる」事が最重要な「欲求」です。
そして、これは「苦」でもあります。
しかし、現代の日本では「食えない」
という状態は、ほぼありません。
戦後の時代はまず、食える事を前提としたはずです。
この「生理的欲求」が第1の欲求だからです。
そして、「安全欲求」から、「愛と所属の欲求」を満たし、
有る意味、物質的なもが「承認欲求」となり、
その物質的な欲求の飽和状態が、現代とも言えます。
この次の欲求は、「自己実現」です。
現在の世代は「さとり世代」と呼ばれております。
さとりとは、まさに「自己実現」を満たした状態です。
「さとり世代」は
なぜ、不登校が増えたのか?
なぜ、社会に溶け込みにくいのか?
この世代は、この世の次の変化を引率する重要な役割を担うと思います。
ネット環境が整った現代、学校の勉強をする以上に、検索すれば情報が取得できます。
コミュニケーションと言うけれど、
ネットをつなげば、家に居ながら、ゲームでつながる時代。
それ以外でも、携帯一つで、いつでもつながってしまう。
そんな世の中です。
もしも、脳とコンピュータがつながってしまったら、
勉強する意味も、
移動してどこかに行く意味も、
外でたくましく遊ぶ意味も、
無くなってしまいます。
インターネットにあらゆるデータがあるのなら、
そこの中にバーチャル世界があるのと同じです。
「食う」という事をしなくて良いのなら、
インターネットに繋がった頭の状態で、
十分楽しい生活が出来てしまいます。
100年前は、歩いて京都に行った時代です。
1世紀で、京都までは、2時間半ですよ。
この100年でこの進化
では、あと20年後どうなるか?
今のさとり世代が、社会を動かす45才くらいです。
インターネットとつながっていてもおかしくないでしょう。
なら、学校に行く意味がないですよね。
さとり世代はそのような価値観を持っています。
我々がその先の時代を創造し、勉強しなければ。。
コメント