11月12日~13日にかけまして、
「禅・こころの合宿」が開催されました。
2日とも晴天に恵まれ、紅葉も通常と1週間遅れていた為、最適な日程となりました。
雪化粧の富士山も見れて、とても有意義な2日間となりました。
今回お世話になりましたのは、
臨済宗大徳寺派 広尾「香林院」住職 金嶽宗信 先生と、
NPO法人笑顔工場 理事長 メイミさんでした。
場所は、山梨県山中湖の「ペンション飛遊人」です。
参加者は、男性5名 女性3名の計8名でした。
スタッフ入れて合計11名での開催となりました。
今回の合宿の目的は、「自己受容=禅の悟り」という部分を、禅の体験から学ぶ事です。
坐禅をする時間は、自分のこころと向き合う時間となります。
日常では経験できない、「空間」を作り、その場において経験する事は、得る物があります。
今回は、坐禅と同時に問答のような「参禅」という時間も作りました。
この作業は、しっかりと修行された「師」がいないと出来ない事です。
そのような貴重な体験が出来る今回の「合宿」でしたが、
得る物が沢山ありました。
坐禅のような集中する時間の合間に、
メイミさんの「アートワーク」や、「イメージワーク」などの時間も有意義でした。
真剣な坐禅から、笑顔が出せるワークは、こころの和みとなりました。
足元に、紅の葉が散る大地で、子供に戻り、はしゃぐような体験は、
やはり日常では得られない、合宿の一幕であったと思います。
結論から先に述べますと、自分に向き合うという部分に起きまして、
非常に効果の得られる2日間であったと思います。
もう1日あっても良かったと思うくらいの合宿となりました。
また、和尚さんのお話がとてもこころに染みるという内容でした。
「カウンセリング」を学んでいる人であるからこそ、得られる物が沢山あります。
和尚さんのお話がこころに染みるのです。
何千年前に悟ったとされる「釈迦」の教えが仏教です。
「釈迦」の教えは、実は宗教ではなく、正しく生きる為の教えです。
その教えが、現代に渡っても、同じように深い意味に繋がり、
今も受け継がれている現状を考えてみますと、
「変わらないんだな」
という一言が染みわたります。
同じ事で、悩み、
同じ事で苦労をして、
同じ事で、教えを問う。
この繰り返しが人生であり、世の中なのかと、改めて思います。
こだわらない、
差別しない、
欲さない。
普段の生活が当り前のようになってきますと、
人はそれ以上を求めます。
しかし、それ以上にはキリが無く、果てがなくなります。
そこで、少し止まって考える事で、
己が見えてきます。
現代に必須な学びなのではないかと思います。
何千年も受け継がれている訳ですから・・・・
何度かに分けて、投稿いたします。
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