仮想空間とココロの関係性

仮想空間が広がる事とは、次元が１つ増える事にも考えられます。現在自分視点と、他人視点、そして空間からの視点が認識できます。

この空間からの視点が客観的な視点となり、自己視点も客観的に捉える事が出来るようになります。自分の評価や他者からの視点を気にしていると、この空間視点が捉えにくくなってしまいます。自己視点か他者視点からしか、認識できなくなるのです。

例えば、自分を良く見せようとする言葉使いや振る舞い、これは、自分の都合で、自分からの視点で発してしまいます。
そして他者からは、自分に向かって言われたその言葉に反応してしまい、その言葉を受けたショックで傷ついてしまったりします。

この２例は空間視点が出来ない為に起こる事で、自分を受け入れ自己を認められると、客観的に物事をとらえられます。これを空間視点と言っておりますが、客観的に捉えれば、他者の存在を気にする必要もありませんし、他者の言葉に反応する事もなくなります。

仮想空間は、この空間視点から物事を見る事になります。自分の存在をアバター化するので、自分の言葉や他者の振る舞いを客観的に捉える事になります。

ここに、ココロの変化が得られると思っております。生身の体や性格、容姿などを気にせず、仮想空間のアバターを自分の存在価値にすれば、そこに自信が持てるようになります。しかも瞬時になりたい容姿や性格を変える事も出来れば、関わりたくない相手はブロック出来てしまいます。

そうすると、空間視点から自分も他人も視る事が出来るので、ストレスが軽減し、自己肯定感があがります。ここに必要なのが、リアルからまったく外れても、生活が成り立つ仕組みです。これが確立すれば、人間の意識は格段に変わっていく事になると思います。