「しあわせ」って、案外難しい言葉です。
「しあわせ」の度合いも、案外難しい指標です。
ある人が不満を訴えても、ある人からすれば、それはしあわせじゃん、と思う事があるくらい、価値観が違います。
私の彼氏、いつも仕事ばかりで遊んでくれない・・・私は不幸だ
と言っていた友達の言葉を聞いて、私なんてまだ一度も彼氏できた事ないんだから、彼氏がいるだけしあわせよ! みたいな事が起こります。
しあわせの語源を見てみると、奈良時代から「しあわせ」という言葉があったそうですが、当時は「為合」と書いていたそうです。為とは「天」とか「神」という意味で、天や神がされる事に合わせるしかない、という意味で、為合いつまり、運命と同じような意味であったようです。
つまり、そもそも生きている事がすでに「しあわせ」という事なのかもしれませんが、そこに無いものねだりをする、人間の悪い癖が入り「しあわせ」になりたい!っとなるのだと思います。
なので、「しあわせ」の定義や、指標は難しくなります。
その人にとっての「しあわせ感」が変わりますし、本当の意味的には、我々はすでに「しあわせ」なのですから・・・
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