「ティール組織と自己受容」第1部 第3章 進化型(ティール)MS理論での解説

ティール組織と自己受容

こんにちは、折本光司です。
ティール組織について書評して行きたいと思います。


フレデリック・ラルー (著),‎ 嘉村賢州 (その他),‎ 鈴木立哉 (翻訳)
英治出版
http://amzn.to/2oQ8CvN


第1部 第3章「進化型」ティール

進化型ティールとは、マズローの欲求5段階の最終的な発達段階と同じ境地です。その後「統合」という第6段階も発表されているようですが、この5段階めの「自己実願」の欲求では、世界観が変わってきます。

 

こちらは、私の「MS理論」の成長過程図ですが、なにが違うかと言うと、左側のオレンジの枠から、右側に移ります。
この左と右には、大きな違いがあります。それは価値観の違いです。左は、社会的な学業とか、地位名声、お金財産など、社会的な要素が強く残ります。「自己実現」とは、右側の要素にあります。こちらは、自分の使命や生きる目的などを求め、そこと一体になる境地を示しています。

この価値観の違いになにが問題かと言うと、「競争」から降りなければいけないという事です。

つまり、競争な社会には、常に負ける、そして、地位、名声、財産なども関係ないという場所に移らなければいけないのです。これは、40~60代の社会人にとっては衝撃的です。いままで、満たしてきた学業や、地位名声、お金が、なんの価値にもならなくなってしまうのです・・・

この先はまた次回・・・


 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次