あまりに口うるさい親に関わっていた場合、「思考を停止」してしまう事があります。
「思考停止」状態になりますと、こちら側の話が相手に「伝わっている気がしない」、というように思う事があるかもしれません。ただし本人はその「思考停止状態」に気付きませんので、結果的に「意味が伝わらない」とか「勝手に判断する」とか「わかった振りをする」というような事が起ります。仕事で怒られる事が多い人や、いつも緊張している人などは、注意が必要です。
カウンセリング中に、このような状態になりますと、話が先に進みません。
質問を繰り返しているうちに、「責められてる」と認識して、思考をブロックしてしまうのです。お仕事の場でも、このような人がいましたら、一度休憩させるとか、私はあなたを責めてませんよ、というアピールなどをする事で、回復することがあります。自分で認識するのは難しいですが、もし認識出来たのなら、解決方法としましては、過去の出来事に向き合わないといけません。
親が過干渉の場合は、このような状態になる事が多くあります。親がいつも子供に何か言い聞かそうとしていたり、子供にダメ攻撃をしていたりすると、それが続く事で、思考停止状態に陥ります。この事実をなかなか受け入れられない人も多いと思いますが、そこに向き合う事も「自己受容」の作業になります。
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