自分がわからない その5

 

自己概念を理解しましょう。

自己概念とは、自分を作っているその概念です。

それは、自分の思考、感情、価値観、性格などの自分を作っている部分です。

この概念は、生まれ持ったものと、構築していくものがありますが、

構築していくものは、その経験が記憶となって、概念を作っております。

 

その概念は、親から培ったものもあれば、日常の経験で学ぶものもあります。

学んだものが、強烈であったり、積み重ねの事であったりすると、それが自分の中で

当り前となります。

そして、当然その概念は、人それぞれ違います。

その違いを受け入れられるかが、その人の「人格」という器になります。

 

① 自分の受け入れたくない事、自分が否定している事は、

他者が同じ事をしていると、受け入れられません。

② 自分が良いと思った事を、他者に否定されると迷ってしまいます。

ここが、自分の感情が落ち込んだり、イライラしたりするポイントです。

 

自己受容では、良い自分もダメな自分もありのままを受け入れます。

これができますと、①が解消します。

ダメを受け入れているからです。

 

実は、②も解消します。

自分の悪い所を否定されても、その悪い事を自分が受け入れていれば、

感情に反応する事はありません。

そして、ここが大切です。

例え相手に否定されたとしても、自分が正しいと思った時は、

それを貫けるかどうか、が大切になってくるのです。

 

ここで、迷ってしまったり、相手に合わせてしまったりしますと、

自分がわからなくなってしまう元になります。

 

相手が上司であったり目上の存在であると、自分がいけないと思ってしまいます。

ただし、変えなければいけない場合もあります。

その場合、同じ事を3回以上言われた時は、ちょっと自分がおかしいかも・・・

と疑ってください。

 

男女間や、結婚生活においての概念の違いが動画で良く表現されておりますので、

こちらを参考にしてみてください。

 

 

ちなみに、人を信じるのは、自分の価値観ですから

例え相手の言葉を信じたとしても、相手がが裏切ったとしても、

常に起り得る出来事です。

自分を信じると、相手が信じられます。

その場合、例え相手が裏切ったとしても、相手を攻めても解決しませんから

信じた自分を反省する事です。

自分を信じていれば、相手が裏切る事はないかもしれませんし、

それがあっても、相手を許せるかもしれません。

奇妙ですか?

自己受容ができると、このような価値観に変わっていきます。

 

自己受容/実践トレーニング

 

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