嫌われる勇気 「あの人の期待を満たすために生きてはいけない」 「自己受容」

 

アドラー心理学である「嫌われる勇気」を「自己受容」の観点から1項目ずつ書評しております。

今日から第3夜「あの人の期待を満たすために生きてはいけない」という項目です。

 

「自己受容」の出来た人に承認欲求はありません。

「自己受容」の出来た人は自分の人生を歩みます。

では、なぜ他者の人生を歩んでしまうのか?

母親の人生を歩んでしまう例を紹介します。

子供の頃母親は、威圧的な父に苦労し、可愛そうなかんじでした。

私は、母親を助けたいと思っていましたが、

母親は結構厳しく私が、怒られたり叩かれたりした事は今も覚えてます。

私は、そんな母親の言う事を聞き、良い子を演じ

人に迷惑を掛けないように、歩んできました。

頑張るのが当り前だし、何かを達成する事でそこに喜びを感じていました。

母は怖かったですが、かならず私の味方でやさしい面も十分ありました。

私は、自分の結婚にはどこか消極的でした。

でも、母親を安心させたいし、孫の顔をも見せたいと思っています。

そんなある日、職場の男性から声をかけられ、

プロポーズをされてしまいました。

正直良くわからない人だし、でもこの人の役にたつのならと思い結婚をしました。

最初は優しく思いやりのある旦那だと思っていました。

月日が流れ、子供を授かり子育てと生活に忙しい日々が繰り返されます。

泣き叫ぶ子供に、手まどい家の事も、仕事もしなければならない自分に

旦那は助けてくれません。

母親には迷惑をかけたくないと思っているので、

どこか遠慮してしまいます。

 

そしていつしか私を支えるはずだった旦那が、私に暴言を吐くようになり、

手がでるようになりました。

幸せに過ごすはずであった家庭が壊れて行きます。

思い切って母親に相談した所、離婚して戻っておいでと言ってくれました。

私は、自分の何かが開かれた思いで離婚を決意して実家に戻りました。

長くなりましたが、この女性は自分の人生を歩んでないのです。

母は表面上、娘を大切に思っていますが、

どこか支配しています。

娘は当り前のように、母親の人生を歩んでしまうのです。

結果母親は自分の所に帰ってきた娘に、老後の面倒を見てもらえると

安心しています。

娘は、ここまでしたら、母親に認めてもらえる、旦那に認めてもらえると

頑張り続けてしまいます。

これがある意味「承認欲求」です。

結婚、子育て、仕事、離婚

色々体験や学びをしていますが、

結果が伴ってないので、その期待を自分の子供に抱いてしまいます。

これが連鎖する欲求の正体です。

一般的といえば、そうなのですが、自分の人生を歩んでいたのなら、

もっと楽しい事、好きな事ができたのかもしれません。

でも、今からでも遅くはありません。

気付いた瞬間から行動しても良いのです。

ここは、勇気です。

それが思うように行かない場合は、

カウンセリングで、この思いを吐き出してください。

必ず次が見えてきます。

ちなみに、この例題と同じ人生を歩んでいる人

あなたの悪口を言っているのではありませんので、

怒らないでください。

今から出も間に合います。


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