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本のあらすじ

題名 「自己受容」

世の中が悪いのか? 自分が悪いのか?

はじめに

「ちょっとの考え方の違いで全く違った人生が歩める自己受容の仕組み」

第1章 そもそも「こころ」ってなんだ?

1.自分の成り立ち

「今のままの自分ではダメと思っていませんか?」他者から認められれば、自分の自信になるのでしょうか?この世の中の常識はどこで作られ、誰が決めるのでしょうか? 自分形成の秘密を解き明かします。

2.人の数だけ「こころ」がある

あなたの「こころ」はあなた自身を作っています。あなたの考えや、発言や行動は、あなたの「こころ」が捉えて、答えを出しています。では、その「こころ」は何を元に選択して判断し、また行動しているのでしょうか?

3.コミュニケーションは難しい  言語と非言語

非言語といわれる無意識のコミュニケーションが90%を占めている中で、無意識を意識し理解することで、より深く本質的なコミュニケーションが可能になるのです。

折本心理学の本質はここにあります。

4.無意識の世界

あなたの「こころ」は、どこにありますか? 自分の無意識の中に個性や性質が存在します。その無意識の紐を解いていくと、「あなた」の知らない「あなた」が「あなた」の中に見えてきます。

5.自分の色眼鏡の世界観

自分の色眼鏡とはどこで作られているのでしょうか? いい人を演じようとしたり、不安や恐怖を感じて、防御反応をしたり。相手の行動や言動の裏側に色眼鏡が存在します。あなたの色眼鏡は自分で認識できますか?

6.2つの自分の関係

折本心理学は、「MS理論」という意識の成長理論を元に作られています。そのMとSの2つの関係性をここで説明いたします。

7.問題解決に向けて

過去は塞ぐのでもなく、捨てるのでもなく、受け入れるのです。受け入れることでネガティブな感情が消化され穏やかになります。人格とか精神性とは、学力や立場で補えるものではありません。人格とか精神性とは受け入れの境地なのです。

第2章 間違いだらけの自分みがき

1.あなたは今何を頑張っていますか?

あなたは、1日の終わりに、「今日の出来なかった事」を悔やんでいるのか?、それとも「今日出来た事実」を評価しているのか? この違いが日常生活に大きく影響されます。

2.自分「こころ」をチェックしてみよう   

あなたの概念をチェックします。これであなたのコミュニケーションの出来る割合がわかってしまいます。コミュニケーションにかかわる衝撃の事実が付きつけられます。

3.裏返しの世界に何がある?

長所と短所は裏返しです。あなたの今見ている世の中は、短所の自分ですか? 長所の自分ですか? 裏返しの世界にすべての問題の解決が詰まっています。

4.自己肯定感による人格形成

ポジティブな営業マンとネガティブな営業マンの違いはわかりますか? あなたはポジティブな思考の人ですか? ネガティブな思考の人ですか? それによって見えている世の中がまったく違います。

5.自分磨きの勘違い

あなたが上司の立場で、部下を昇格させる場合、「自信のありそうな人」と、「自信が無さそうな人」がいた場合に、どちらを昇格させますか? 目から鱗の「自信の仕組み」で勘違いがわかります。

第3章 誰がわかってくれるの?

1.生育過程に自分形成の物語   

あなたは、どうして今の価値観、今の性格を持っているのですか? なぜ、今の性格と真反対にはならなかったのしょうか? それらの、なぞの一部がこの章で明かされます。

2.子供が親に求める最大の欲求とは

大人になったあなたは、誰に「それでいい」「大人」と認められたのですか? では、実際自分は今のままでで良いと思っていますか? この本を手に取っているという事は、良いとは思っていませんね。

3.「承認欲求」とは

あなたは、自分を一人の人間として認めていますか? 自分の存在価値を認めてくれる人はいますか? 自分の言った事を理解してくれる人はいますか? それとも今それを探しているのですか?

4.人生最大の「承認欲求」例

欲求が起こす、反抗期、そして恋愛の問題、会社の問題、友人関係の問題などを例文を上げて説明いたします。

5.信じて見守る子育ての境地 

「信じて見守る」という境地はなかなか出来るものではありません。親という責任が勝ったり、世間体という評価が気になったりするからです。この「信じて見守る」という境地は、方法論では語れないかもしれません。あなたは見守るという事ができますか?

第4章 ストレスはあなたの中に存在する

1.あなたのストレスはどこにある?

毎日満員電車に乗っている人にお尋ねします。毎日の通勤や通学はストレスですか? それとも仕方ないと普通になってしまっておりますか? 普通になっていた場合それは無意識のストレスになっているかもしれません。無意識のストレスを意識化しましょう。

2.苦手なタイプは誰ですか?(ストレスを作る出来事)

あなたの嫌いな人は、どんなタイプの人ですか? あなたの苦手なタイプはどんな人ですか? では、あなたの嫌な人、苦手な人と向かい合ったときに出て来る、あなたの感情はどんな感情でしょうか? イライラ? 怖い? なんで?

3.影の仕業シャドーの投影

深層心理には、「シャドーの投影」という影の仕組みがあります。この「シャドーの投影」は、色々な場面で起こっています。主にDVやパワハラ、いじめや事件や事故などの現象もこの仕組みが深く関わっています。

4.我慢から始まるストレスの行方

ストレスの根源は我慢にあります。意識的な我慢もありますが、無意識な我慢もあります。この我慢が怒りにかわり、不安に変わり、さらに積もると恐怖に変わります。恐怖の感情は、自分を思うようにコントロールできなくなります。あなたに恐怖の感情はありませんか?

第5章 「こころ」が作る問題事例

1.イイ子を作る我慢の仕組み

子供は基本的に親に認めてもらいたいですし、愛情を求めています。ですから、それらが得られないと、どこかで我慢をして寂しい感情を閉じ込めます。すると親に相談ができる訳でもなく、なんでも一人でこなしてしまうおうとしてしまいます。

2.頑張る事が当り前

頑張り過ぎの状況を繰り返していると、頑張る事が当り前になり、完璧主義者が出来上がります。この状態になると手の抜き方がわからなくなったり、休むことができなくなったりします。最悪鬱病に突入しますので、ストップは重要です。

3.トラウマ・コンプレックスの例(劣等感)

自分を責めていると消えてしまいたくなる感情や死にたくなる感情がでてきます。こういう人は、怒られない、嫌われないように自分を作りますから、いい子を演じ、そして真面目に頑張ります。しかし、頑張っても頑張ってもその結果に結び付きません。

4.自己中心主義威圧的存在

人の話を聴くのは難しいものです。「自分の事わかって」「自分の事見て」という欲求が現れている人は、人の話がまともに聴けません。なぜ話が聴けないのか? このような人は聴いていてもらいたい存在だからです。

5.DV、パワハラ、モラハラ(支配欲求)

DVやパワハラ、モラハラは、誰にでも起こることではありません。そこには、互いに引き合う原因があるのです。自分の中にその要素があるうちは、何度も繰り返して起ってしまい、自分の傷を深め、感情も溜めて行きます。

6.家柄と家系の連鎖問の題

不登校になる子供の多くは、人の思念や振る舞いが心の中に直接的に入ってきてしまいます。その為、人一倍敏感で大きな心を持っていますので、多くの感覚や感情が敏感に伝わり、それらに対処するのが厄介になるってしまうのです。まさに武士の境地なのです。

7.愛情は他者からは満たせない

人は満たされない現実の欲求を満たすために、愛されたいと思い、その欲求を異性に求めます。「この人なら私のことをわかってくれる」、「これだけやったのだから愛情を返してくれるだろう」、と相手に求めます。しかし結果は・・・

第6章 ありのままの自分とは

1.長所の捻出

日本人独特の社会通念の中に、あまり自分を主張してはいけない文化が見え、自分を認めてはいけないと思っている人が多いと思います。個性を大切にする、個を主張するなどの欧米の考え方や文化が一般的となった今では、ここがちょっと邪魔になっている部分でもあります。自分の長所を探し受け入れましょう。

2.自己受容とは

自己受容とは「良い自分もダメな自分もありのまま受け入れる」という意味です。ダメがあってもいいじゃないか、出来ている自分を認めていこうということです。ここでは、自分が認められない理由を探して行きます。

3.自信の仕組み

自信は、自分を信じると書きます。自分が自分を信じないと自信にならないということです。しかし多くの人は自信とは、人から認められてつくものだと思っているのです。自分が自分を認めていないのに、誰があなたを認めてくれますか?

4.感謝なんてわからない

なにげない日常の暮らし感謝することはなかなかできないものです。ここでいう「感謝」とは日々の出来事や人に感謝すること、全ての人や事、生への感謝を言います。言葉では簡単にいえますが、これがなかなかできません。無条件の感謝とは?

5.ありのままの自分はどこにある

自分を作り演じると、判断があいまいになり、主張が守りになり、結果的には、自分のことをわかって欲しいという欲求になってしまいます。ありのままの自分とは、今とは全く反対の自分かもしれないのです。

6.ありのままの図

承認欲求と、向上心の違いが図に示されております。自分の根底を作る意味や、自分の評価の意味が見えてきます。しかし何度見てもわからない人にはわかりません。根気よく理解してみてください。

7.アナ雪に見る自己受容

映画のストリーから、ありのままと言う境地を探ります。自分を否定していると、ネガティブな部分にフォーカスし、言葉や振る舞いが攻撃になり自分を守ろうとします。逆に自分を肯定すると、目の前のポジティブな部分にフォーカスでき、人々の為に魔法を使えるようになるのです。

第7章 自己受容実践トレーニング

1.大きな枠から客観的に

自分の思考の癖を理解してから、思考パターンを変えていく取組みをします。自分自身の考え方を変えてしまえば、他者との関わりも変わるのです。思考が変われば、捉え方も変わります。客観的に物事が捉えられれば、感情のコントロールが可能となります。

2.思考のクセを認識する

思考はポジティブかネガティブのどちらかの方向でしか働きません。すべて答えは自分の中にあります。自分自身の問題を解決させることで、現在抱えている問題がどうでもよくなるものです。

3.自分の感情を認識する

自分が我慢して暮らしている事実を少しでも認識するのは大切です。我慢はストレスとなります。感情を大切にすることが、自分を大切にすることなのです。自分が自分を大切にしないで、誰が大切にしてくれるのですか?

4.長所の捻出を続ける事

記憶とは実は単純なもので、すぐ忘れることもできれば、ねつ造することも可能です。ですから、「ちょっとの考え方の違い」で記憶も変えることができ、全く違った人生が歩めるのです。それには毎日の実践が大切です。

5.自己受容実践のポイント

実践のポイントを13項目示しております。自分がわからなくなったらここに戻っていただきますと、ポイントがしめされております。

6.カウンセリング

自分一人で「自己受容」をする作業は大変難しいことです。そこで、カウンセラーの存在です。カウンセラーは自身が「自己受容」できていることが必須条件です。すべてのカウンセラーが「自己受容」できている訳ではありませんので、そこは要チェックです。

資料編 意識の成長理論 (MS理論)

折本心理学とは

意識の成長理論

自己を知覚

他者を知覚

責任的立場

社会的価値

自己受容

他者受容

自然と調和

生きる目的

統合意識