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013 「自己受容」の実践 「アドラー女子」

目次

「自己受容」の実践「聴く」ということ

ここでは、サダコさんの話を聴いていきます。多くの場合溜まっているのは、感情です。この感情が邪魔をするからこそ、イライラしますし、不安になります。この感情の大きな原因は「我慢」です。何に対して我慢していたのか、その部分を聴くことと、時には涙することで解決させていきます。


岡部 潤
サダコさんには、「どうせ自分なんて・・・」という思いはありますか?
サダコ
えっ、あっ はい、あると思います。
岡部 潤
それはいつからで、何でそう思ったかわかりますか?
サダコ
えーとー・・・ もう小学生くらいからあったと思います。
岡部 潤
その原因となる子供ながらにあった、大きな出来事ととかわかりますか?
サダコ
子供の時は割とおとなしくて、目立たなかったと思います。
岡部 潤
両親は仲が良かったですか?喧嘩が多かったですか?
サダコ
いつも喧嘩ばかりで、大変でした。
岡部 潤
大変だったんですね。両親が喧嘩している時は、サダコさんは、どうしていたのですか?
サダコ
や、やめて欲しかったんだけど、・・・(涙)(涙)(涙)
樹比多 なつ
つらかったんですね。
サダコ
はい、お父さんがお酒を飲むと、いつも暴れて大変で、いつもお母さんに暴力を振るって、お母さんが可愛そうで、可愛そうで、「辞めて」と言っても聞いてくれないし、私の居場所がいつもなくて、寂しくて我慢していました・・・(涙)(涙)(涙)
綾瀬 ゆり
寂しかったんですね、沢山泣いた方が良いですよ。子供の頃から溜めた感情ですから、お母さんが可愛そうだと、人に頼ることが出来なくなるんですよね。
サダコ
はい、母にはあまり迷惑をかけないようにと、色々なことを我慢して頑張ってきました・・・(涙)(涙)(涙)
ユウコ
私の家もサダコさんと同じです。私のうちは両親が離婚したので、母親が仕事に家事に大変そうでした。今はそう思えるのですが、いつも私が家の手伝いばかりで、なんで私ばかりがとイライラしていました。
岡部 潤
ユウコさんは、そんなお母さんをどうして許せたのですか? 
ユウコ
そのお母さんに私は認めてもらいたかったのです。こんなに頑張っているのに、こんなに気を使っているのに・・・って(涙)
話を聴く事で、色々な体験を聴く事ができます。そこで同じような体験をした人に話を聞くと、共通する部分が通じあい、自分のことも客観的に見れるようになります。そして、その自分の欲求に気付くのですが、その欲求のことを「承認欲求」といいます。次からは、この「承認欲求」について紐を解いて行きたいと思います。 

 

 

 

 

 

 

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