嫌われる勇気 なぜ「人は変われる」なのか 「自己受容」

 

アドラーは、人は変われると言っております。

では、なぜ人は変われないのか?

そこで、その理由を、過去の原因ではなく、「目的」を考える方向に変えると言っております。

ようするに、今の自分が外に出れないのは、「過去のトラウマ」があるからだ、

という原因と結果を示す方向に考える事が正しいように思いますが、

アドラー心理学では、その反対で

外に出たくない理由として、「不安という感情をつくり出している」といいます。

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この考え方に、当然青年は、オカルトだ! まで言っています。

「原因論」と「目的論」の違い

そして、哲人は「原因論の住人でいる限り、一歩も前に進めません」と結んでいます。

この項目では、「人は変われる」と結論ずけ、

その方法は、「原因論」から「目的論」に転じる事だと言っています。

あーそーかー

と言って、目的論として、

では、外に出る為に何をしよう~

と考えられると、確かに前向きになり、行動すれば解決出来そうです。

そんな単純に変えられる人もいるかもしれません。

ただし、トラウマは実際存在します。

すると、恐怖や不安の感情が蘇ります。

恐怖や不安の感情とは、人間にとっての防御反応です。

感情が出ている防御反応を無視して、思考を前向きに考える事は、

殆ど不可能です。

なぜなら、防御反応が働いていると、感情はネガティブ方向ですので、

思考も、ネガティブ方向にしか働きません。

例えば、飛んでいる飛行機の扉を開けて外に出ようとします。

リアルに風が入ってきて、寒くて、気圧も下がった状態の中を、

いや、外に出れば、なんとか地上に辿り着けるっとプラス思考で思っても、

 

外に出たら絶対死んでしまいます。

ですので、怖くてできません。そのくらい防御反応は強固です。

一度恐怖な体験をしているからこそ、トラウマであり、

またその恐怖に飛び込もうという行動は、勇気があっても無理です。

飛んでる飛行機から飛び降りるくらい、外に出るのが怖いのです。

ですから、この一説を読んで、「原因を語っている自分がダメなんだ」

と思ってしまった人は安心してください。

全ての問題に「目的論」を語れば解決する、という考え方はありえません。

ただし、体の中のネガティブな感情がなくなって、

まさに、トラウマが解消されている場合では、

一瞬で、「目的論」に変更する事は可能です。

それには、トラウマの解消が先です。

トラウマの解消には、「自己受容」が効果的です。

感情の消化の為の「闇取りワーク」が必要になりますが、

トラウマの解消は可能です!!


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