Teal組織「ティール組織と自己受容」「METAFIVE」というアーティストをご存知でしょうか?

ティール組織と自己受容

こんにちは、折本光司です。

さっそく著書、ティール組織について書評して行きたいと思います。


フレデリック・ラルー (著),‎ 嘉村賢州 (その他),‎ 鈴木立哉 (翻訳)
英治出版
http://amzn.to/2oQ8CvN


はじめに「新しいモデルの出現」
人間に脳の数は何個ありますか?
ここから始まる・・・  脳、通常1つと答えガチだが、実際は3つあるという話、頭にある大きな脳と、胸に1つ、腸に1つ、確かに胸が痛むとか、腹の虫が収まらないと言った言葉からも、そこに感情があるように思います。腸の脳は実は1860年にすでに発見されていたのだけれど、忘れ去ってしまって、再度現代に発見されたと言っています。これは、どこか社会的構造と似ており、社会構造のトップは1つであって、階層的な社会が生み出すトップダウン方式でないと事が成り立たないと、思い込んでいる事からではないかと著者は言っております。

Teal組織は、トップが分散して同じプロジェクトを個々の能力を発揮させ形にします。
「METAFIVE」というアーティストをご存知でしょうか? YMOの髙橋幸宏を中心とした6名のプロミュージシャンが集う2014年から活動しているグループです。

このグループの曲作りは、分担制で一人がフレームを入れると、そこに各ミュージシャンが自分のパートを載せて行く形で完成させるそうです。出来上がった曲のパフォーマンスがスゴイと本人たちが言います。そして心に残った言葉は、「責任を一人で追う必要がない」と言っておりました。1人のアーティストが一つのアルバムを作るとすべての曲にインスピレーションが必要で、それを仕上げる責任がのしかかり、苦しい時があるが、皆でやるとその責任が解放され、どんどん進化していく曲に対してやる気が沸くそうです。

これが、Teal組織の本質かもしれませんね、ただし、メンバーすべてが一流のミュージシャンという所に賞賛もありそうな気もしますが、この先読み進めてみます。


 

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